毎日の料理で使うガスレンジはきれいに使用したいものです。ガスレンジの汚れは時間が経つと焦げ付いて、こびりついてしまうことで、頑固な汚れとなります。今回はガスレンジの掃除術について紹介します
ガスレンジの汚れには以下のものがあります。
・食べ物料理で使うガスレンジは、調理中に食べ物やソースが飛んだり、こぼれたりすることで汚れとなります。素早くきれいに掃除しないと、見た目も汚いだけでなく、食べ物やソースがこびりついた汚れとなったり、ガスレンジによる加熱で炭化し、こげついた汚れとなります。
・油汚れガスレンジで特に多いのが油汚れです。ガスレンジの油汚れは、調理するときに油が跳ねたり、揚げ物をするときに油煙がガスレンジにつくことが原因です。特にガスレンジの五徳(鍋をのせる部分)は放っておくとべっとりとした油汚れとなるので、普段から手入れが必要です。
・スポンジ
・中性洗剤またはクリームクレンザー
・スチールたわし
<ガスレンジの掃除方法>1.ガスレンジの五徳や受皿など、外せるものを外します。
2.洗い桶にお湯と中性洗剤を入れ、五徳と受皿を浸します。
3.レンジ台にくぼみがある場合は、お湯を張り、中性洗剤を混ぜスポンジで掃除します。
レンジ台が平らな場合が、スポンジに中性洗剤をつけ掃除します。
4.布きんで泡をふき取って、水拭きをして洗剤を取ります。
5.洗い桶につけて置いた五徳や受皿などの付属品をスポンジで洗います。汚れがこびりついている場合は、スチールたわしを使って、汚れを削ぎ落して行きましょう。
6.五徳、受け皿を水洗いし、乾かした後、レンジ台に取りつけます。
<掃除のポイント>・ガスレンジの掃除は油汚れがメインなので、温めることで汚れが緩み落ちやすくなります。
・五徳や受皿が据え置きとなっているタイプは、レンジ台の上で掃除しましょう。
・洗った五徳は、布にサラダ油をしみ込ませたもので拭くと、サビつくのを防げます。
調理中にフタをしっかりすることで、食べ物や油が跳ねるのを防ぐことができます。揚げ物などフタができない調理法もありますが、できるものにはフタをするようにしましょう。汚れを防ぐだけでなく、調理中のエネルギーを効率的に使えるのでガス代の節約にもなります。また、フタを使用する際には、吹きこぼれのないよう火加減にも注意してください。
・専用のシートを敷く最近では、IH用やガスコンロ用などガスレンジのタイプ別に専用のシートが販売されています。シートの種類も、ガスレンジ全体を覆うものから、受け皿部分のみを覆うものと様々なタイプがあります。
調理の頻度やコストなどを考慮して、自分に合ったシートを利用してみてください。
ガスレンジの汚れは頑固な汚れの一つで、普段から掃除を行っていないと、いざ掃除をする時に、時間と労力がかかります。一度きれいにしたら、定期的に掃除を行って、気持ちよく料理をしたいですね。
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