焼き魚だけでなく、肉を網焼きしたり、アルミホイルで包み焼きしたりとキッチンでも出番の多いグリル。キッチンのグリルを見てみると、料理の焼き焦げがついていたり、汚れがこびりついているお宅もあると思います。今回はキッチングリルの掃除術について紹介します。
グリルの主な汚れには、調理を行う魚や肉などの油から出る汚れが主なものになります。その日のうちに洗わずに、汚れを放っておくと、焦げたり、臭いの原因になることがあります。グリルの汚れは調理したその日に取り除くようにしましょう。
・手袋
・中性洗剤
・布きん
・スポンジあればスチールたわし
・歯ブラシ
<掃除方法>1.グリルの網と受皿を取りだし、ぬるま湯と中性洗剤を入れた洗い桶に浸します。
2.時間に余裕がある時は、グリルの網と受皿を浸している間に、グリルの庫内も拭き掃除を行いましょう。布きんに中性洗剤を薄めたものをつけ、絞ったものを使用してください。
3.グリルの網と受皿の汚れが浮いてきたら、スポンジでゴシゴシ洗いましょう。細かい部分には歯ブラシを使用します。頑固な汚れの場合は、スチールたわしでこすりましょう。
4.網と受皿を乾かして、元の場所に戻します。
<掃除のポイント>・グリルの庫内は、電子部品や発火部分など、拭き掃除が行えない箇所もあるので、お手持ちの取り扱い説明書で確認してください。
・掃除が終わったら、受け皿に使用済みの茶がらやコーヒーのかすを一面に敷いておくと臭い対策になります。
料理をスムーズに行うためにも、グリルはきれいにしておきたいですよね。ここでは、グリルの汚れを防ぐ方法について説明します。
◆使用したらすぐに洗うどんな汚れにも言えることですが、汚れ特に油汚れは、汚れたらすぐに洗うことで汚れが落ちやすくなります。グリルで料理した直後でなくても、ご飯を食べた後には、グリルの網と受皿部分をサッと洗うようにしましょう。
◆使用前には網に油や酢を塗るグリルで調理する際、例えば焼き魚だったら皮が網にくっついてしまうことがあります。網に調理した食べ物がつくと、その日にきれいにしなければ、焼き焦げとなっていまいます。グリルで調理する前に、網に油や酢をあらかじめ塗っておくと、魚や肉がくっつくのを防いでくれますよ。
◆受け皿に○○を入れる受け皿にあるものを入れたり、敷くことで、受け皿の汚れを防ぐことができます。
・片栗粉
グリルの受け皿部分に水と一緒に片栗粉(大さじ2杯程度)を入れる方法です。グリルでの調理中に加熱されることで、使用後、糊状になり汚れと一緒に剥がすことができます。
・重曹
グリルの受け皿一面に重曹を巻きます。重曹が網から落ちた油を吸うことで、受け皿が汚れるのを防ぐことができます。重曹が黒くなったら、新しい重曹を敷きましょう。
・市販されているものを使用
受け皿に敷くものとして、グリルストーンやスチールトレ-が販売されています。それぞれ受け皿が油で汚れるのを防ぐ効果があり、特に、グリルストーンは遠赤外線を発するので、焼き魚などがふんわり仕上がる効果がありますよ。
グリルの汚れは油汚れがメインなので、油汚れがギトギトになる前に、早めにきれいにするのがポイントとなります。グリルは普段の料理に使うものですから、焦げや臭いのない状態を保ちたいですね。
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